個別記事ページが表示されない原因を複数のAIで追いかけた話【実践記#6】

対象読者: AIを使ってサイト制作に挑戦しているけどエラーで詰まっている個人事業主・中小企業のWeb担当者


今回やったこと

Sanityで記事を投稿したあと、個別記事ページに移動できないという問題が発生しました。

「続きを読む」ボタンを押してもトップページが表示される。URLだけ変わっているのに、内容はトップページのまま。何度修正しても同じ現象が続きました。


一番詰まった場面

個別ページへの遷移ができない現象が、何度修正しても解決しませんでした。

AIに原因を聞いて修正→再デプロイ→確認→また同じ現象、というループが続きました。内容は全く分かっていないので「早く解決しないかなぁ」と思いながらAIに任せていました(笑)。


最終的な原因は「vercel.json」だった

いくつかの原因候補をひとつずつつぶしていく中で、最終的に判明した原因がこれでした。

// 問題のあったvercel.json
{
  "version": 2,
  "builds": [
    { "src": "package.json", "use": "@vercel/next" }
  ]
}

この builds の設定がNext.jsの動的ルーティングを壊していたのです。

以下に書き換えるだけで解決しました:

{
  "framework": "nextjs"
}

たった1行の変更でした。


AIだから最初から完璧に答えてくれるわけではない

ここで正直に言います。

AIに任せれば最初から完璧に答えてもらえると思っていたら、イライラしていたかもしれません。

ただ、問題が最初からハッキリしていることばかりではないのは、AIだろうが人間だろうが同じです。考えられる原因をひとつずつつぶしていく必要があります。

今回もいくつかの候補の中から、最後に正解を引いた感じでした。

それでも、vercel.jsonのbuilds設定って何? というレベルの自分でも解決できたのは、AIのおかげです。AIをきちんと使いこなせれば、非エンジニアでも解決できるということです。


Claude・Cursor・ChatGPTの使い分け

今回の作業では3つのAIを使い分けました。

Claude(このチャット):
対話形式で状況を整理しながら進める
→「次にCursorに投げるプロンプトを作る」役割

Cursor(コードエディタ):
コードの構築・修正を担当
→ ChatGPTのAPIモデルで動作

ChatGPT(Cursorのモデル):
Cursor内でコードを生成する

Cursorだけで何度も同じ質問を繰り返すと重くなってきます。また、エラーの状況をうまく説明するプロンプトを自分で書くのも難しい。

そこでClaudeを挟んでCursorに投げるプロンプトを作ってもらいながら進めることで、効率的に作業できました。


AIを使いこなすために大切なこと

今回の経験から感じたことを一言で言うと:

AIに最初から完璧を期待せず、一緒に原因をつぶしていく姿勢が大切。

AIは「答えを出す機械」ではなく「一緒に考えるパートナー」として使う方が、結果的にうまくいきます。


個別記事ページが完成した

問題が解決し、個別記事ページが正しく表示されるようになりました。

✅ タイトル表示
✅ 公開日表示
✅ アイキャッチ画像表示
✅ 本文(見出し・リスト・段落)表示

ただし現時点では:

❌ ヘッダー・グローバルナビ
❌ サイドバー
❌ フッター
❌ 関連記事
❌ 著者表示

これらはまだありません。次回以降で整えていきます。


次回予告

次はレイアウトコンポーネント(ヘッダー・フッター)を追加して、サイト全体の見た目を整えていきます。引き続き全部見せていきます。


bizinets.life|AIと一緒にサイトを育てる実験記録