AIが答えられなかった。自分で調べて解決したCORS設定の話【実践記#9】

AIが答えられなかった。自分で調べて解決したCORS設定の話【実践記#9】

3/8/2026

対象読者: SanityをVercelに移行した後、CORS originsの設定でつまずいている個人事業主・中小企業のWeb担当者

今回やったこと

前回の移行作業の中で、AIにも原因がわからなかった問題が発生しました。

  • Sanity管理画面のCORS origins設定でつまずいた話
  • 自分で調べて解決した方法
  • AIとの付き合い方について改めて感じたこと
  • 毎回の作業開始時の備忘録

一番焦った場面:CORS originsが開かない

DNS切り替え後、Sanity APIに https://bizinets.life を追加する必要があることがわかりました。

Claudeに言われた通り、Sanityの管理画面(sanity.io/manage)を開いて「CORS origins」をクリックしました。

しかし、コンテンツウィンドウが一切切り替わりません。

Claudeに状況を伝えても、原因がわからない。直接URLを教えてもらって開こうとしても「Insufficient permissions」と表示されてアクセスできない。

AIに頼り続けても解決策が出てこない。こういう場面で初めて、**「自分で考えて試してみるしかない」**という状況になりました。

自分で調べて解決した方法

解決のヒントは、意外なところにありました。

CursorをCORS originsのリンクに合わせてみたところ、リンク先のURLに [project] という文字が含まれていることに気づきました。

(例)https://www.sanity.io/manage/[project]/api/cors

「これは各アカウントのプロジェクトに連動して、それぞれのCORS originsが開く仕組みなんだ」と気づきました。

そこからSanityの管理画面をよく見ていくと、プロジェクトが選択されていない状態でCORS originsをクリックしていたことがわかりました。

自分のアカウントでプロジェクトを選択してから再度「CORS origins」をクリックしたところ、正常に開きました。

AIだけに頼ることの限界と、その先にあるもの

今回の経験で改めて感じたことがあります。

AIは非常に優秀で、多くの問題をすぐに解決してくれます。しかし、AIでも答えが出ない場面は必ずあります。

ただ、これは今に始まったことではありません。

これまでのインターネット検索も同じでした。解決策が書いてあるサイトを自分で探し出して、試して、失敗して、また探して……という繰り返しでした。

AIはその「探し出す手間」を大幅に省いてくれます。最初から答えを出してくれるので、以前と比べると格段に楽になりました。

それでも、AIが答えられない場面では**「失敗を恐れずにいろいろと試してみる力」**が必要です。これはインターネット検索の時代から変わらない、問題解決の基本だと思います。

AIを使いこなすために大事なこと

一言で言えば、**「いっぱい使ってみること」**です。

AIはたくさんの種類があり、それぞれに特徴があります。Claudeは状況整理や記事作成、Cursorはコード実装、というように使い分けができれば最大限の効果を発揮できます。

ただ、最初からそこまでできなくても大丈夫です。AI自体が最適な答えを返してくれます。

普段から使い続けることで、**「こう指示を出せば自分の求める回答が返ってくる」**という感覚がだんだんとつかめてきます。

どんどんAIを使いこなしていきましょう。

備忘録:毎回の作業開始時の手順

同じことで迷わないように、ここにまとめておきます。

Sanity Studioを起動する(記事投稿時)

① ターミナルを開く ② cd C:\Users\uracc\Desktop\bizinets-life ③ npm run dev ④ ブラウザで http://localhost:3333 を開く

ポイント: PCを再起動したりターミナルを閉じたりすると、サーバーは自動的に止まります。「localhost:3333が開かない」という場合は、サーバーが起動していないだけがほとんどです。

コードを変更した後にデプロイする

① cd C:\Users\uracc\Desktop\bizinets-life-web ② git add . ③ git commit -m "変更内容のメモ" ④ git push

git push するだけでVercelが自動検知してデプロイしてくれます。

Sanity管理画面でCORS originsを設定する

① https://www.sanity.io/manage にアクセス ② 自分のプロジェクト(bizinets-life)を選択 ③ 左メニューの「API」をクリック ④ 「CORS origins」をクリック ⑤ 「Add CORS origin」から新しいURLを追加

ポイント: プロジェクトを選択していない状態だとCORS originsが開きません。必ず自分のプロジェクトを選択してから操作してください。

まとめ

AIは非常に強力なツールですが、万能ではありません。

AIが答えられない場面でも、焦らず自分で画面をよく見て、リンク先のURLをチェックして、少しずつ試してみれば解決できます。

「AIを味方にしながら、自分でも考える」 これが非エンジニアがサイト制作を続けていく上での、ちょうど良いバランスだと思います。

次回予告

サイトの基盤が整ったので、次はカテゴリページの実装とデザインの細部を詰めていきます。

bizinets.life|AIと一緒にサイトを育てる実験記録