WordPressからSanityへ。ドメイン移行・GitHub連携・GSC登録まで完全にやり切った記録【実践記#8】

WordPressからSanityへ。ドメイン移行・GitHub連携・GSC登録まで完全にやり切った記録【実践記#8】

3/7/2026

対象読者: WordPressからSanityへの移行を検討している個人事業主・中小企業のWeb担当者

今回やったこと

前回まででサイトの骨格が整いました。今回はいよいよ本番です。

  • DNS切り替え(bizinets.life → Vercel)
  • GitHub連携(コードのバックアップ体制を整える)
  • Google Analytics 4(GA4)の設置
  • Google Search Console(GSC)登録・認証
  • sitemap.xml・robots.txt の追加・送信

これらをすべてやり切り、WordPressからSanityへの完全移行が完了しました。

一番印象に残った場面:ネームサーバーとカスタムDNSの違い

今回の作業でもっとも勉強になったのが、DNS設定の仕組みでした。

「Vercelにドメインを向けるにはカスタムDNSを設定すればいい」と思っていましたが、それだけでは不十分でした。

カスタムDNSの設定を活かすためには、レンタルサーバー(Xserver)に向けていたネームサーバー設定も同時に変える必要があったのです。

【間違った理解】 ムームードメイン → カスタムDNS設定だけすればOK 【正しい手順】 ムームードメインのネームサーバー設定 → Xserver用のネームサーバー から ムームーDNS に変更 → その上でカスタムDNSにVercelのレコードを追加

WordPressの時は「レンタルサーバーのネームサーバーをドメインに設定する」だけでよかったので、今回とは少し手順が違いました。

ただ、この違いもClaudeに状況を伝えたら即座に指摘してもらえました。AIを味方につければ問題なく乗り越えられます。

DNS反映を待ちながら感じたこと

DNS設定を変更してから、しばらくはURLを更新するたびにWordPressの管理画面が表示され続けました。

ふと更新したタイミングで、Vercelで作ったSanityサイトが表示され始めました。

「ちゃんと切り替わったな」という確認と同時に、少しホッとしました。

WordPressを使い始めてから何年も経ちます。そのドメインが、自分でゼロから作ったSanityサイトを表示している。地味な瞬間ですが、完全移行を実感できた瞬間でした。

WordPressとSanityのGA4・GSC設定の違い

WordPressであれば、GA4やGSCの設定はテーマやプラグインで管理画面から完結できます。コードを触る必要がありません。

Sanityの場合は管理画面がないため、すべてコードで対応する必要があります。

【WordPressの場合】 管理画面 → テーマ設定 or プラグイン → コードを貼り付けるだけ 【Sanityの場合】 app/layout.tsx にGA4のコードを追加 app/layout.tsx の metadata に GSC認証コードを追加 app/sitemap.ts を新規作成(自動生成) app/robots.ts を新規作成

ただ、これもすべてCursorとClaudeが対応してくれました。コードが分からなくても、AIの使い方をマスターすれば問題なく進められます。

GSCの認証:ドメイン認証(TXTレコード)を選んだ理由

GSCの認証方法には「HTMLタグ」と「ドメイン認証(TXTレコード)」の2種類があります。

今回はドメイン認証を選びました。理由は3つです。

① GSCが推奨している方法 ② wwwあり・なし、http・httpsの両方をまとめてカバーできる ③ 他のサイトでも同じ方法で統一している

ムームードメインのカスタムDNSにTXTレコードを追加するだけで認証が完了しました。

GitHub連携を急遽追加した理由

実は今回、当初の予定にはなかったGitHub連携も行いました。

これまでは vercel --prod というコマンドで直接Vercelにデプロイしていました。最初にAIから教えてもらった方法がそれだったので、ずっとそのまま使っていました。

ある時、別のチャットで git push というコマンドが出てきて、違いが分からずAIに質問しました。

vercel --prod:Vercelに直接デプロイ(GitHubにコードが残らない) git push:GitHubにコードを保存 → Vercelが自動デプロイ

コードの変更履歴がGitHubに残ることで、AIに状況を説明しやすくなる・万が一の時に復元できるという利点があります。

自分がコードの内容を理解せずにAIに任せている以上、履歴が残る環境を整えておくことがAIへの適切な指示につながると判断して、この機会にGitHub連携を行いました。

sitemap.xmlの送信結果

送信日:2026/03/07 ステータス:成功しました ✅ 検出されたページ数:8(トップページ+7記事)

Googleへのインデックス登録が始まります。

完全移行後の状態

✅ bizinets.life → Sanityサイトを表示 ✅ GA4:トラッキング設置済み ✅ GSC:認証完了・サイトマップ送信済み ✅ GitHub:コード管理・バックアップ体制整備 ✅ robots.txt・sitemap.xml:設置済み

WordPressは現在もXserver上に残っていますが、アクセスされることはありません。今後のタイミングで削除します。

非エンジニアでも、AIの使い方をマスターすれば道は開ける

今回の作業を振り返って、一番伝えたいことはこれです。

DNSの仕組みも、GitHubの使い方も、GSCの認証方法も、最初は何も知りませんでした。

でも、AIに状況を正確に伝えて、一緒に進めることで全部乗り越えられました。

コードが分からなくても、AIの使い方をマスターすることが非エンジニアでもサイト制作できる道だと、自分の実践を通して証明できました。

同じことに挑戦しようとしている方の参考になれば幸いです。

次回予告

サイトの骨格・SEO基盤が整ったので、次はカテゴリページの実装とデザインの細部を詰めていきます。

bizinets.life|AIと一緒にサイトを育てる実験記録