対象読者: WordPressしか知らないけどSanityが気になっている個人事業主・中小企業のWeb担当者
なぜ今、WordPressではなくSanityなのか
きっかけは、スマホに流れてきた情報でした。
「AIの発達によって、WordPressのシェアが変わってくる」という内容で、具体的にはこんなことが書いてありました。
- WordPressのブロックエディタ(Gutenberg)はAIが書き出すコードと相性が悪い
- 頻繁なアップデートで手動対応が必要な場面が増えています
- SanityはデフォルトでWordPressより表示速度が速い
現在、全世界のWebサイトの約4割がWordPressで動いています。それがこれから変わってくるかもしれない、ということです。
自分自身もClaude(AI)を使った記事作成やサイト制作を実際に行っていて、WordPressのテーマ(SWELL)に専用のCSSを指定して使おうとすると難しい場面を体験していました。「AIが書き出したコードが使いにくい」というのは、まさに自分ごとの問題でした。
そして、もう一つの理由があります。先行者利益です。
これからWordPressからSanityへの移行が進むとすれば、今のうちに使えるようになっておけば、同じことを考えている人より一歩先に進めます。そう考えて、セットアップを始めてみることにしました。
正直に言います。サイト制作で「何もできていない」状態でした
少し自分の話をさせてください。
WordPressを使ったサイト制作の依頼を受けたいと思っていました。でも実際には何もできていませんでした。理由は三つあります。
- 自分のスキルがどこまでか分からない
- テンプレートを使えば誰でも格安で受注できるため、価格競争が起きている
- SEOの上位表示にあまり自信がない
このまま「WordPressで行くか、別の選択肢を探すか」を迷っていたところに、Sanityという存在を知りました。
実際にやってみました。AIと一緒なら動けました
前提:私のスペック
- エンジニアではありません
- ターミナル(コマンドプロンプト)を使った経験は少しあります
- AIとのやり取りには慣れています
- Sanityという単語とヘッドレスCMSという言葉しか知りませんでした
やったこと
- Node.jsのバージョン確認(v24が入っていました)
- Sanityアカウント作成(Googleログインで1分)
- プロジェクト作成(bizinets-life)
- ターミナルでSanity CLIを実行
- Sanity Studioをローカルで起動
率直な感想
問題なくできました。ただし、AIなしでは無理でした。
Claudeと対話しながら作業することで、英語の表示も翻訳してもらえるし、ターミナルに出てきた文字をそのまま貼り付けて質問すれば的確に答えてもらえます。
ただ、スムーズかというとそうではありません。コピペして質問しての繰り返しなので、時間はかかります。文章だけでは伝えきれない部分はスクリーンショットを撮る必要もありました。
正直に言います。AIに依存しているので、再度AIに質問せずに自分だけで同じことができるかというと、できません。
でも、それでいいと思っています。AIを使いこなすこと自体がスキルだと考えているからです。
Sanityを触って分かったこと
セットアップを終えた時点では、Sanityがどのように動いて、どうしてサイトとして表示されるのかを全く理解していません。
それでも動きました。
「仕組みを理解してから動く」のではなく、「動きながら理解していく」というスタイルが、AI時代のサイト構築の本質なのかもしれないと感じています。
これからSanityをやってみたい人へ
一つだけアドバイスをするとしたら、これです。
無料のChatGPTでもいいので、AIとやり取りする癖をつけておくと、スムーズに進められます。
AIに「これはどういう意味ですか?」「次に何をすればいいですか?」と聞ける人なら、エンジニアでなくても十分にセットアップできます。
逆に、AIを使い慣れていない状態でターミナルの英語を見ると、最初の一歩で止まってしまうかもしれません。
この実践記を読んでほしい人
「自分にできるかな?」と思っている個人事業主や、中小企業のWeb担当者に読んでほしいです。
アフィリエイトの有名教材はブログを書くためにWordPressを紹介するので、Sanityを使おうという人はまだ少ないと思います。でも、長期的に見てAIがさらに普及し、バイブコーディングが誰でもできるようになる時代が来るとすれば、今のうちに動いておく価値はあると思っています。
かっこいいように言えばそうですが、正直に言えば「自分も稼ぎたい」という気持ちが根底にあります。読んでくれた人の役に立ちながら、自分も成果を出す。それがWIN-WINだと思っています。
次回予告
次はスキーマ設計に挑戦します。スキーマとは「サイトにどんなコンテンツを入れるかの骨格」のことです。ここで何を決めるかが、サイト全体の設計に直結します。
引き続き、全部見せていきます。
bizinets.life|AIと一緒にサイトを育てる実験記録